思い返してみれば、自分が望んだ通りの道のりだった20代〜30代。急遽30目前にして上海へと渡ったその後から日本に帰国するまでの後編になります。
やっぱりすべての望みは叶っている！
上海生活〜工場での日々
上海へは彼氏と一緒に行く予定でしたが、仕事の都合から私だけ先に移住することとなりました。上海と言っても、工場がある地域なので中心地からはほど遠い田舎街。
中心地には車で2時間程度、まともな飲食店も30分ほど車で移動しなければないような場所です。
最初はまさかの工場暮らしからのスタートでしたが、女性は私一人（他にもつねに2人くらい短期間住み込み交代する社員が居た）だったのと、環境の悪さやのちに彼氏も移住する予定だったために、私だけ工場から一番近い街に実費（もはや駐在じゃない）で家を借り引っ越すことにしました。
家から工場までは車で20分ほどの距離であるため、電動バイクも自費で購入し（日本のバイクの免許は持っていませんw 中国は免許がなくても電動バイクは乗れます。今も乗れるのかな？）、自ら乗って通勤。
東京の中心地から急に中国・上海の田舎での暮らしとなった私ですが、もともと好奇心旺盛なのと、目的が定まればめちゃくちゃ行動的＆ストイックなので、自分で近所の語学スクールを検索し自費で通うことも決めました。
我ながらこの時の行動力やバイタリティーは素晴らしいと思いますw
きっと今ここで自分がやるべきことをダウンロードしていたのかもしれません。そして、この時に出会った語学学校講師・上海人の先生が、この先の私の上海生活においてとても重要な存在・恩人となることになるのです。
本当にこの世界に偶然はなく必然なんだと、後から振り返ってみて改めて思います。
三度目のピンチ：上海にて仕事をクビになる＆彼氏との別れ
週５もしくは週６勤務（中国は土曜日も稼働していることが多い）、うち週3〜４は仕事後中国語の勉強をしに学校に通うという日々を過ごすこと数ヶ月。
まあ、彼氏という存在があったから頑張れたのもあると思います。「彼も来るから」と健気にサポートするための環境を自分で先に整えていたんですよね〜本当に偉すぎる。。。
しかし、そんな純粋に頑張っていた私に悲劇がWで起こります！！
会社と学校に通う日々が半年近く経った頃、私の精神状態もとうとう限界に達することとなるのです。
会社では女性一人かつ、営業や他の社員の「カンフル剤」として会長に投入されたこともあり、他の社員の尻を叩くような発言をするようにと言われていたので、指示通りに動いた結果、他の社員と対立するような立場となってしまいました。
さらには、彼氏が上海に来る予定もまったく立たずで、すべてにおいてイライラや不安が募っていき、最終的に会長に現状の不満を直談判をすることにしたのです。会長に「仕事はやりづらいし彼氏も来ると言う約束だったのに話が違う」というような旨をメールしたところ、なんとまさかの解雇を言い渡されます。
一瞬呆然としました。
会社のために仕事も頑張っていたし、東京の家も引払いすべてを手放して来たのに、来て半年足らずで会社から解雇されるとは夢にも思いませんでした。
また、彼氏ともちょうどその前後から連絡が途絶えはじめるようになり、私が解雇になり一番辛い境遇に立たされた時期からは、もはや音信不通となってしまうのです。
本当に世界の終わりが来たのではないかと言うほど、あの時は落ち込みました。。今思えば、軽い鬱状態になっていたような気がします。
しばらく泣いて絶望する日々を過ごしましたが、ここでもまた私の不屈の精神・自分を信じることと諦めないこと、決めたことに対する揺るぎない意思が健在だったことが幸いし、数々のミラクルを起こすことになります！
諦めなければ道は拓ける
結局、会社は経営不振ということで、私を含めた3人の社員を会社都合により解雇しました。
私については、日本に帰るならば費用（航空券と上海から日本へ送る荷物等）だけは会社負担で出してやると言われたものの、東京に家も無く、家族や周りの人たちに上海へ行くと意気込んで移住しておきながら、半年と言う短い期間で帰るなんてあり得ない！と思っていたので、
意地でも自分で仕事を探して残ってやる！！絶対に帰らない！！
と、腹をくくり残ることを決めたのです。
仕事を探すにしても、田舎に住んでいてはどうにもならないので、まずは上海市内への引っ越しをしよう！と考え、中国語の先生に相談したところ、なんと先生も一緒に家を探す手伝いをしてくれることになりました。
先生が手伝ってくれたことにより、ほどなく上海市内の中心地・静安寺近くの高層マンションの一部屋を借りることができました。引っ越しも先生のおじさんに手伝って貰ったりなど、上海で暮らし始めて以降、先生には感謝しきれないくらい何度もお世話になりました。
たまたまネットの掲示板にて探し当てた中国語学校の先生とこんなにも深く付き合い、生活全般や様々なことを教えていただき、上海での恩人となるなんて思ってもいませんでした。これもきっと、私が求めたからこそ潜在意識・宇宙の法則の力が働いて、私たちを出会わせてくれたのだと思います。
そして、肝心な仕事の方は、上海市内にある日本人向けの派遣会社に登録するも、自分の希望に合うような仕事内容や給与形態のものがなかなか見つからず、困難を極めていました。
そろそろ貯金も底を尽きそうになった時、たまたま上海の日本人会で友達になった女性から、靴の商社でちょうど日本人女性を探しているから面接してみないか？という連絡が来ます。
結果、無事にその商社で働くことになり、ビザが切れるまでの約2年間を上海にて過ごすことができたのでした。しかも、日本に戻ってからわかったことですが、当時の私のスキルでは私の希望に合うような会社は到底なく、たまたま知り合いづてで働くことになった会社は、現地採用としてはかなり待遇の良い稀な条件だったのです！
帰国後も潜在意識と宇宙の法則をフル活用！
自分であらかじめ決めていた上海での滞在期間をまっとうしたことと、生活自体にも飽き始めていたことから、私は完全に帰国することにしました。
帰国した私は、とりあえずは実家にて貯金をし資金が貯まってから再度上京しようと考えていましたが、3ヶ月実家で過ごすも環境や仕事がまったく合わず、結局すぐに上京するための行動を起こします。
引っ越してからでないと都内での仕事は見つけることはできないと思ったので、まずは住居をネットにて探し、目ぼしい物件のある不動産屋にすぐに出向き、内見をさせてもらいました。
その結果、なんとたった1日だけで自分の希望通りの物件を見つけ、引っ越しのめどもつけることができてしまったのです！
また、仕事のあてもなく引っ越してしまったたため、お金の不安などが日々あったものの、その後1ヶ月ほどで無事に正社員として就職することもできました。
タイミング良く助けてくれる人が現れる
また、面白いことに上海での恩人・中国語の先生も、私が上海市内へ引っ越したあとすぐに再婚することになり、彼女はスイスへと旅立って行きました。このような現象は先生だけに限らず、結構毎回起きているような気がします。
不思議なことに、私の人生に登場する人物達はその時々で私を助けてくれ、その役目が終わると過ぎ去って行き、その後まったく関わらないというようなパターンが多いのです。
これはきっと、その人たちが私を助けるためだけに、その時に現れてくれたんだなぁと今になって本当に改めて感謝しています。
そして、これも潜在意識・宇宙の法則の力のなせる技であると思っています。
自分で決めればその通りになる
上海生活〜東京に戻るまでの後編が以上になります。
長くなってしまったのでところどころ端折りましたが、他にももっと潜在意識や宇宙の法則の力がなせる技である、と言うようなことがありました。また、機会を見て書いてみようと思います。
今回の後編から私が思ったことは、
- 自分で決める・腹をくくれば、だいたいはその通りになる
- ただし、中途半端な思いではなく、強い意思が必要
- 私の場合、ピンチに陥るとほぼ100%潜在意識や宇宙の法則が働き、必ずどうにかなっている
- その時々で出会う人が必ず助けてくれる
- 助けてくれた人たちは、なぜかその時以降人生で接点がなくなっていく
- 直感に従った素早い行動がいつも奇跡に繋がっている
- 我慢せず自分が嫌なことはすぐにやめ、したい事に切り替えていく
これらがキーポイントではないかと言う事です。
そして、上記のように条件のようなものがあるものの、その時に強く思ったことはほぼすべて叶っています。これらのことを頭の隅に入れておき、日々実践をしていればより自分の望む人生が開けていくのではないかと思います！
皆さんも自分が参考になると思う部分はデータとして取り入れ、より良い人生のためにつご活用していただければ嬉しいです。これからも、気づきがあれば都度忘備録としてアップしていきたいと思います！
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