こんにちは!
人生の中でもっとも時間を費すものの一つは「仕事」です。
現時点の地球において生活をしていくには「お金」が絶対的に必要であり、その「お金」を得るためには「仕事」をすることが必須だからです。
ですが、一度きりの人生ですしできることならば、自分に合った天職や適職で楽しく稼いで生きて行きたいと思いませんか?
今回は、自分の天職や適職を知るための方法についてをご紹介します。
自分の天職や適職を知る最短の方法は「自分を知ること」
天職と適職とは?
天職や適職というと、自分で発見することは難しいもののように思われがちです。
私も仕事においては悩んでいた期間が長く、過去にはよくある「適職診断」などを何回か試したこともあります。
ですが、実際のところ適職診断はただの傾向でしかなく、それが本当に自分に合っているとは限りません。
また、天職とは「自分に与えられた使命」というような、人生において壮大なものを想像してしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、天職とはそんなに壮大なものではなく、ただ単に「自分が好きで苦にならずに楽しく稼げ、その結果社会貢献にもなる仕事」という意味合いのものなので、適職とほぼ同じであると私は思います。
そのため、天職や適職は誰かに判断してもらうものではなく、結局は自分自身にしか探し出すことはできません。
ただし、誰かの助言や何かの体験によって新たな自分を知ることができ、天職や適職がわかった!というようなケースも多々あります。
しかし、この場合もきっかけは自分以外ではあるものの、天職や適職がなにであるかを判断するのは自分自身でしかありません。
天職や適職を知るための方法
では、天職や適職を知るためには、どうしたら良いのでしょうか?
それは「自分を知ること」です。
自分自身の本心までをじっくりと観察し、どんな人間であるかを知ることが天職や適職を知るためにもっとも最短な方法です!
なぜなら、自分のことを知らなければ、自分がなにに向いているかなどがわかるはずがないからです。
また、多くの人は意外と自分のことを理解していません。
現代では情報が多く日々めまぐるしいために、自分のことよりも他人のことや周囲の情報に気が散りがちで、本当に大事にしなくてはいけない自分自身をおろそかにしがちです。
その結果、自分のことなのに自分自身がまったく理解できていない、というようなことが起きます。
これでは、自分に合った天職や適職どころか、人間関係すらも構築できませんよね?
このような状態から自分を知るためには、なにをすれば良いのかを以下にご紹介します。
①自分の好きなものやこと・嫌いなものやことを書き出す
まずはじめに、どんなことでも良いので「自分の好きなもの」と「自分の嫌いなもの」をノートに書き出しましょう。
なるべく自分の性格的な面も含めてできる限りすべてを書き出すようにしてください。
※学生まではノートを使う機会が多いですが、社会人になると意識的に活用している人以外はノートに触れることすら少なくなります。
しかし、ほかの記事でも書いているようにノートに書き出すことは「思考の整理」にとても役立ちます!
つねに自分の思っていることをノートに書き出す癖をつけておくと、ストレス発散効果だけでなく「自分は今どんな気持ちでなにをしたいか」がわかるようになるのでおすすめです。
②自分の得意なことと不得意なことを書き出す
つぎに、自分の得意なことと不得意なことをノートに書き出します。
①でやったことと似ていますが、この二つをすり合わせることが重要です。
①と②を擦り合わせて出た「好きなこと×得意なこと」があなたの天職や適職である可能性が高いからです!
私の例を挙げてみると、以下のような感じです。
また、「嫌いなこと×不得意なこと」もとても重要です。
「嫌いなこと×不得意なこと」を自分の生活の中から徹底的に排除することが自分の天職や適職を知り、理想の生活を送る鍵にもなるからです。
私の場合、上記の「好きなこと得意なこと」と「嫌いなこと不得意なこと」以外にも、「エンパス体質(他人の感情を一緒にいるだけで読んでしまう・空気を読みすぎてしまう体質)」という特質があるため、長時間人と一緒にいることがとても苦痛です。
そのため、すべてを考慮した結果、あまり人と関わらない仕事がいいなと思いました。似たような方は以下も参照してみてください。
③自分の理想の生活を書き出す
つぎに、自分の理想の生活を書き出します。
例えば私でいうと、
- 時間に縛られない
- 自由にどこでもできる仕事がいい
- 旅行にたくさん行ける生活
- 猫と暮らすこと
できる限り書き出してみましょう。
可能不可能は関係なく、自分の思うままに書くのがポイントです。
④自分が「幸せを感じる時間」を書き出す
ここでは先にあげた好きなことに重複するものは省いて、新たに思いつく「幸せを感じる時間」だけを書き出してください。
例えば、
- 人から感謝された、人の役に立った時
- 目標が達成できた時
- 子供と過ごしている時
など、自分の感情に焦点を当て「幸せだと感じるもの」を書き出しましょう!
⑤①②④を擦り合わせて「やりたいこと」を導き出す
①②で出した「好きなこと×得意なもの」から、自分がやりたい・やってみたいものを連想してみてください。(もしくはすでにやっている好きなこと・得意なことを続けたいのであれば、そのままピックップしてもOKです)
また、「嫌いなこと×不得意なこと」は仕事候補からは外してください。
また、できる限り今後の生活においても「嫌いなこと×不得意なこと」はやらない・避けるように心がけましょう。(理由については後ほど説明します。)
「好きなこと×得意なもの」から自分がやりたい・やってみたいものを連想したら、④で書き出した「幸せを感じる時間」をさらに擦り合わせます。
(すでに①②を擦り合わせた時点で出たものが、④の「幸せを感じる時間」も含まれていればこの作業は不要です。)
⑥⑤で出た「やりたいこと」と③の「理想の生活」をすり合わせる
最後に、⑤で出た「やりたいこと」に③の「理想の生活」を擦り合わせていきます。
おそらく、すでに「やりたいこと」と「理想の生活」は似ているものであることが多いので、ほぼ同じであればこの生活を送るためには「どんな仕事があるか?」もしくは「自分の好きなことややりたいことでお金になるものはないか?」を考えてみましょう。
思いつかない場合は、web上でキーワード検索をすると、なんらかのヒントになるものが出てくる可能性が高いので試してみてください。
今では稼ぎ方も千差万別。
自分が好きなことや得意なことから、驚きの方法でお金を生み出している人はたくさんいます!
自分と似た資質(好きなことや得意なことが同じなど)を持っていて、すでにお金を稼いでいる人を探し、その人の真似をするのも自分の天職や適職を知り、理想の生活を送る最短の方法でもあるのでおすすめです。
「自分を知る方法」の補足
自分についての情報をできる限り引き出すこと
自分を知るためにまずは「好きなことや得意なこと」や「嫌いなことや不得意なこと」を書き出しますが、上記でも述べたように自分の性格的なものから単純に好き嫌いを感じるものまで、ありとあらゆるものを書き出すことがポイントです。
世間一般的な仕事に繋がりそうなことなどは考えず、ひたすら自分の好き嫌いを精査していってください。
なぜなら、「天職や適職を見い出すためにやる」という意識が強すぎると、無意識のうちに仕事に関わるようなことしか出てこなくなることが多いからです。
まずは「自分とはどういった人間であるか?」を知るための情報集めになるので、純粋に思いつくままを書くようにしましょう。
嫌いなことや不得意なことをやらなくて良い理由
自分が「嫌いなことや不得意なことをやらない・避けること」は、これまでは「逃げ」であるため社会的に良くないこととされてきました。
しかし、じつは自分が嫌いなことや不得意なことは、「ほかの誰かが好きなことで得意なこと」なので無理にやる必要はないのです。
なぜなら、自分が無理をして「嫌いなことや不得意なこと」を続けるのは、他人の「好きなことで得意なこと」を奪っていることになるからです。
この世界に存在する人たちは、それぞれ遠い場所でまったく接点がなかったとしても、存在するすべての人たちがお互いにバランスを取り合って生きています。
要するに、この世界に存在しているということは、この世界のバランスを保つためにあなたが絶対的に必要な存在であるから、今ここで生きているのです。
それは人間だけではなく、この世に生とし生けるものすべてに当てはまります。
波動やエネルギーなど目には見えませんが、すべての存在たちはお互いに影響し合い、共鳴し合ってバランスを取り合いながら生きているのです。
話の規模がだいぶ大きくなってしまいましたが、自分が「嫌いなことや不得意なこと」を手放せば、それを「好きなことで得意なこと」とする人が必ず存在するということです。
世界はバランスが取れるように、どんな物事においても「お互いに長所や短所を補い合う存在が必ずいる」という原理できているからです。
無理に自分の嫌いなことや不得意なことを仕事としてやり続けるのではなく手放すことによって、自分自身も楽になれるだけでなくそれを好きで得意とする人の仕事となり、その結果この世界は自然と調和が取れるようになるのです。
「自分を知る=内観」は日々続けることが大切です。
今回ご紹介した方法だけでなんとなく天職や適職が見つかったという人もいれば、まったく分からないという人もいることでしょう。
おそらく、天職や適職について悩んでこのブログにたどり着いた方ばかりのはずなので、これだけでは見つからないという人の方が多いかもしれません。
また、今まで自分について知ろうとしてこなかった人は、今回の方法を試しても最初から欲しい答えは見つからないでしょう。
なぜなら、自分の本心とは心の奥深く(深層心理)に眠っているため、表層意識上(普段自分が認識できる意識)では自覚できていない人の方が多いからです。
ですが、自分自身についてを心の底から本当に理解したいと思い、繰り返し続けることによって、自分の深層心理(潜在意識)が働き、本心からの望みが少しずつわかるようになります。
今回の記事だけではいまいち自分自身を知ることができなかったという人は、ほかの記事も参考により内観を深めることにチャレンジしてみてください。
いろいろな方法で内観を繰り返し続けることにより、天職や適職、自分が心から望む人生のヒントに気づきやすくなるので、ぜひ何度も試してみることをおすすめします!
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